
国家資格:行政書士・土地家屋調査士。
専門分野:戸籍・相続人・銀行や不動産など相続手続全般。
職務経歴:開業後20年間、相続に必要な戸籍収集や相続人の調査確定など1000件以上の相続手続きを解決しています。
[行政書士 寺岡孝幸のプロフィール]

国家資格:行政書士・土地家屋調査士。
専門分野:戸籍・相続人・銀行や不動産など相続手続全般。
職務経歴:開業後20年間、相続に必要な戸籍収集や相続人の調査確定など1000件以上の相続手続きを解決しています。
[行政書士 寺岡孝幸のプロフィール]
「亡くなった人のゆうちょ銀行の通帳があるけど、どうすれば良いかわからない」
「平日は仕事があるけど、何度も郵便局の窓口へ行かなければならないの?」
日本全国、最も多くの方が利用している金融機関といえば、ゆうちょ銀行です。
しかし、ゆうちょ銀行の相続手続きは、他の都市銀行や地方銀行とは、
手続きの流れや必要書類のルールが、大きく異なる特殊な仕組みになっています。
知識がないまま窓口へ行くと、書類の不備で何度も足を運ぶことになり、
膨大な時間と労力を消耗してしまいます。
この記事では、ゆうちょ銀行の相続手続き(解約・払戻し)の全手順と必要書類を、
相続専門の行政書士がわかりやすく徹底解説致します。
この記事を読めば、迷うことなく最短ルートで、
ゆうちょ銀行の相続手続きを完了させることができるようになります。
ゆうちょ銀行の相続手続きが「面倒だ」「難しい」と言われる理由は、
ゆうちょ銀行の窓口だけで手続きが完結しない点にあります。
一般的な銀行であれば、支店の窓口に書類を提出すれば、その場で、
あるいは数日内に、解約手続きが進みますが、ゆうちょ銀行の場合は、
全国の窓口から「貯金事務センター」という専門部署に書類が送られ、
そこで一括審査される仕組みになっています。
そのため、戸籍の不足や印鑑の押し忘れなど、書類に不備があれば、
貯金事務センターから書類が返送されるなど、
手続きが数週間単位でかかってしまうのです。
だからこそ、最初から完璧な書類を準備することが何よりも重要になります。
ゆうちょ銀行の相続手続きは、大きく分けて以下の「4つのステップ」で進みます。
順を追って確認していきましょう。

まず最初に、お近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に行くか、
ゆうちょ銀行の公式サイトから「相続確認表」を入手して、
相続開始の申し出と相続確認表の準備を行います。
窓口で申し出をする場合は、その場で「口座名義人が亡くなったこと」を伝え、
担当者の案内に従って手続きを進めます。
この申し出をして、相続手続きの受付がされた時点で、
亡くなった方の口座は凍結され、現金の引き出しや引き落としができなくなります。
そのため、公共料金などの引き落とし口座になっている場合は、
事前に別口座への変更手続きをしておくことが重要です。
「相続確認表」自体は、窓口で用紙を受け取って記入する方法もありますが、
ゆうちょ銀行のホームページからPDFをダウンロードして、
事前に記入してから窓口に持参する方法もあります。
公式様式の相続確認表は、ゆうちょ銀行の次のページからダウンロードできます。
相続確認表(ゆうちょ銀行公式PDF)
実務上は、あらかじめ相続確認表を印刷・記入してから窓口へ持参すると、
窓口での滞在時間を短縮でき、やり取りの回数も減らせます。
準備した「相続確認表」に、亡くなった方(被相続人)の氏名や、
口座の記号・番号、そして相続人代表者の連絡先などを記入し、
ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口へ提出します。
なお、亡くなった方の口座をすべて把握しているか自信がない場合には、
「相続確認表」の提出と同時に、「貯金等照会書」という用紙に
必要事項を記入して一緒に提出することで、
亡くなった方のゆうちょ口座を、漏れなく確認してもらうことが可能です。
逆に、「貯金等照会書」を提出していない場合には、
ご自身が把握している以外に、亡くなった方のゆうちょ口座があっても、
通常、ゆうちょ銀行は教えてくれないため、
気づかないまま手続きを終えてしまうおそれがあります。
「相続確認表」等の書類を窓口に提出してから、通常は約1〜2週間後に、
貯金事務センターから相続人代表者の住所宛に、
「必要書類のご案内」と「貯金等相続手続請求書」が郵送で届きます。

ここからが、いよいよ本格的な相続手続きのスタートになります。
貯金事務センターから送られてきた案内に従い、
相続手続きに必要な公的書類を集めます。
ここからが、最も大変な作業です。
亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍謄本や、
相続人全員の戸籍、印鑑証明書などを、
市役所や本籍地から漏れなく収集する必要があります。
(※具体的な必要書類一覧は、後述します)。
集めた公的書類と、通常、相続人全員の実印を押印した「貯金等相続手続請求書」、
そして亡くなった方の通帳・キャッシュカードをまとめ、
再び、ゆうちょ銀行の窓口へ提出し、窓口から貯金事務センターに送られます。

窓口に提出した書類が、貯金事務センターで無事に審査を通過すると、
約1〜2週間後に、指定した相続人の口座へ、預金が払戻し(送金)されるか、
代表者の名義に名義変更されて相続手続き完了となります。
ゆうちょ銀行の手続きで求められる必要書類は、
遺言書の有無や、遺産分割協議書があるかどうか等によって異なります。
ここでは、最も一般的なケースの必要書類をご紹介します。
上記で解説した「出生から死亡までの戸籍謄本の束」は、非常に分厚くなり、
銀行の窓口での確認作業も、膨大な時間がかかります。
しかし、法務局で「法定相続情報一覧図の写し」を取得しておけば、
分厚い戸籍の束の代わりに、この紙1枚を提出するだけで済みます。

特に、複数の銀行口座の解約や、不動産の相続登記などがある場合は、
戸籍収集後に法定相続情報一覧図の写しを取得しておく方が、
戸籍の束の提出・返却の手間が減り、
全ての相続手続きを同時進行で進めることもできるので便利です。
なお、法定相続情報一覧図のくわしい仕組みや取得方法については、
当サイトと同じ行政書士(寺岡)が運営している法定相続情報証明制度専門サイトで、
図解つきで詳しく解説しています。
窓口での初回申し出から、実際に預金が代表相続人の口座に振り込まれるまで、
順調に進んでも「約1ヶ月〜1ヶ月半」の期間がかかります。
なぜなら、ゆうちょ銀行は、貯金事務センターを必ず経由するため、
郵送の往復期間がどうしても発生します。
戸籍謄本等の収集に手間取ったり、書類に不備があって差し戻されたりすると、
完了までに2ヶ月以上かかってしまうケースも決して珍しくありません。
「平日は仕事で、ゆうちょ銀行の窓口が空いている時間(16時まで)に行けない」
「遠方の実家のゆうちょ口座を解約したいけれど、戸籍を集める時間が全くない」
「やることが多すぎて、相続手続きを自分で全部やるのは、不安で負担になる」
そんなお悩みを抱えている方は、国家資格者である行政書士に、
相続手続きをすべて「丸投げ」する方法があります。
当サイトでは、全国のご相続人に代わって、次の手続きなどを代行致しております。
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また、当サイトでは、郵送やメールなどを活用し、
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